第28回宗次郎淡墨桜コンサートFinal(うすずみサマーフェスティバル2023)に行って来ました

遅くなりましたが、8/19に行った宗次郎さんのコンサートのレポート記事です。

コロナ禍のため、2019年以来4年ぶりの開催となった、毎年恒例の岐阜県本巣市根尾での、宗次郎さんの野外コンサート。

8/19(土)に開催されたこのコンサートに行ってまいりました。

実は、今回が30周年だったそうなのですが、今年の開催をもってファイナル・最終開催となることが告知され、これは絶対に行かなければと4年ぶりに根尾を訪れました。

自分自身にとっては、淡墨桜コンサートは参加は4回目となりました。

いつもはコンサートが終わったら、すぐに樽見鉄道で大垣に帰り、大垣市内で泊まることにしていました。しかしながら、今回が最終開催とのことで、おそらく根尾を訪れるのは最後の機会になるだろうと思い、会場から程近い、樽見駅周辺で宿を取り、1泊してゆっくりと根尾で過ごしてみることにしました。

(1泊、お世話になりました亀屋旅館様、どうもありがとうございました)

宗次郎さんが、根尾で淡墨桜コンサートを開始されたのが、1993年。

その年はちょうど自分自身は高校1年で、宗次郎さんの音楽から大きな影響をもらっていた頃でした。(アルバムで言うと『水心』が発売された年ですね)

この日は、大阪駅から新快速で米原まで向かい、そこで東海道線に乗り換えて大垣駅へ。そして樽見鉄道に乗り換えて、16:30ごろに根尾の樽見駅に到着しました。

宿泊先で受付を済ませ、一息ついて荷物を置いてから、開演時間に間に合うようにコンサート会場の、うすずみ公園へと向かいました。




4年ぶりに訪れた、根尾の美しい山々と川の風景。澄んだ空気をいっぱい吸い込みました。




開演前のステージの様子を確認しました。
今回は、淡墨桜のすぐ横にステージが設けられていました。

今回のコンサートの編成は、オカリナ・キーボード・バイオリン・ベース・ギター・パーカッションとなっていました。

そして、18:30になりいよいよ、公演がスタート。

宗次郎さんと根尾学園の生徒の皆さんが登場しました。そして、宗次郎さんが作曲された根尾学園の校歌を、生徒さんたちの合唱と宗次郎さんのオカリナで奏でられました。

この曲をスタートに、今回のプログラムを紹介すると以下の曲順でした。


<この日の演奏曲>

根尾学園校歌(合唱+オカリナバージョン・根尾学園の皆さんと)

大地のうた

感謝の歌

森に還る

ふるさと

故郷の原風景

根尾の風に吹かれて(根尾学園の皆さんと)

根尾学園校歌(オカリナ合奏版・根尾学園の皆さんと)

悲しい水

水の妖精

アイヌ古老の歌に寄せて

月夜のダンス

歩き出して吹き飛ばして

天空のオリオン

夢街道

ジャパニーズスピリット


宗次郎さんの代表曲から最新作アルバム『オカリーナの森・心象スケッチ』の曲まで、この30年の歴史を振り返るような曲目でした。

やはり、山の大自然の中で聴く宗次郎さんの演奏は最高でした。(途中、雷鳴が遠くで聞こえて、雷雲が近づいてきていましたが、演奏会の間は何とか天気は持ちこたえました。良かったです!)

「ジャパニーズ・スピリット」では、生歌も披露されました。

終演後、ステージを後にする際、宗次郎さんが淡墨桜の方をじっと見つめて、30年間の感謝を想いを伝えておられるように見えたのが印象的でした。


一泊し、翌朝早くに会場の公園を訪れると、ステージは解体途中で残っていました。(誰もいなかったので、こっそりステージの上に立ってみました。宗次郎さんが見たのと同じ風景を見ちゃいました)




その後、根尾の朝の自然の中で、笛を演奏しました。(この日は、アイリッシュ・フルートを持って来ていましたので、しばらく自然の中で風景を眺めながら演奏しました)







旅の帰りは、樽見鉄道で大垣まで出て、そこからJRで岐阜方面へ向かい、名古屋経由で近鉄特急で帰って来ました。

大阪・京都・滋賀・岐阜・愛知・三重・奈良と経由した、旅程になりました。

宗次郎さんの演奏から学んだことを胸に、自分自身、今後も演奏活動を頑張っていこうと誓った旅でした。(この朝に見た、根尾の夜明けの見事な風景、一生忘れないと思います)

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